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介護職員初任者研修を取得して介護職員として活躍しよう

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未経験の新しい仕事に就くのは誰でも不安です。

ましてや介護は相手がいるので、「自分にできるだろうか」と悩むものです。

しかし、人と接するのが好き、やりがいのある仕事をしたい、人の役に立ちたい、そんな人間好きの優しい人なら大丈夫、介護が向いてます。

また、介護業界は人手不足で常に募集してるので、今からキャリアを築くのも可能です。

 

介護業界に興味を持った時におすすめなのが、「介護職員初任者研修」という資格です。

介護職員初任者研修の資格とは?

介護職員初任者研修は、介護の基本となる知識とスキルを学ぶ、介護職員が最初に目指す資格です。

以前は、ホームヘルパー2級をいう名称でしたが、この資格の名称が変わって介護職員初任者研修になりました。

 

一般的な資格試験と違い、ちゃんと授業に出席すれば、ほとんどの人が資格を付与されるので、むしろ講習に近いかもしれません。

この資格は、「座学」と「実技」による授業によって進められますが、特に実技の時間が長いので、ここでしっかりと体験しておけば、介護が初心者であっても不安は軽くなります。

介護職員初任者研修で学んだことは、様々な福祉施設で活躍できるのはもちろんのこと、家族の介護でも役立ちます。

資格取得まで時間がかかりますが、この資格を取っておけば、全国どこでも活躍できます。

 

この資格から、将来的には介護福祉士、ケアマネージャーへとステップアップもできます。

介護関連の資格は、どれも難易度が低めなので、今のうちに目指しておくといいかもしれません。

 

講座受講から合格まで

介護職員初任者研修を受講しているのは、男性よりも女性の方が圧倒的に多いです。

管理人が受講した時は、男性2割、女性8割でしたが、今は介護職を目指す男性も増えてきました。

 

受講者の年齢ですが、子育てに一段落した主婦が多いのか、30代から40代が多かったです。

10代、20代もいましたが1割もいません。むしろ60代以上の方が多かったです。

管理人がその後に勤めた介護施設には、70歳の新人が入ってきたので、60代でも仕事に活かせます。

 

介護職員初任者研修の標準学習期間は、だいたい2か月~4か月です。

管理人は、途中から忙しくなって期限ギリギリの8か月かかって卒業しました。

 

管理人が受講した講座は、全て学校が借りてる部屋で行われましたが、中には自宅学習を実施している講座もあるようです。

自宅学習なら、新型コロナ感染防止対策になりますし、自分のペースで学習できます。

 

講座自体は、普通に授業に出ていれば不合格になることはありません。

講師によっては、多少厳しい人もいますが、補修を受ければたいてい合格できます。

30人いる受講者の中で、管理人だけ再試験みたいになりましたが、この資格は落とす試験ではないので真面目にやってれば最後は合格できます。

 

資格取得から就職して実際に働くまで

何とか介護職員初任者研修の資格を取得した後、週に1日だけの非正規職員として働きました。

最初は食事作りをサポートするだけ、洗濯ものを干すだけといわれて採用されましたが、実際に働いてみると人手不足でそうはいってられない感じでした。

働き始めて1か月を経過した頃には、一人で泊りの職員となり、一人で食事を作るようになるなど、面接の時と随分と違う待遇でした。

求人も常に出してる感じでしたが、応募してくる人はほとんどおらず、いても応募してきた人に断られる状況でした。

 

管理人は介護の仕事が初めてなので、ブラックかどうか分かりませんが、たぶんブラックなのでしょう。

食事や洗濯、入浴介護と働いてみましたが、どれもたいして大変とは思いませんでした。普段からやってることですし……。

人手が足りなければ、ヘルパーさんが来てくれるし、不満があっても責任者に伝えればすぐ対応してくれるので、今までしたどの仕事よりも楽でした。

 

これから伸びる業界なので、興味を持ったら資格だけでも目指してみてはいかがでしょう。

 

介護スタッフとして仕事に就くまで

介護に転職する人は、年齢や履歴、きっかけもそれぞれ違います。

ここでは、管理人の同僚が、どのような経緯で介護スタッフとして働き始めたのか聞いたので紹介します。

 

坂井さん(35歳)は、元々は建設現場で働いていました。

初めから正規職員として採用され、順調にキャリアアップし、今では他の職員さんから頼られる存在です。

介護を始めて6年が経過し、現在は介護福祉士の勉強を頑張っています。

昨年は3人目の子供が産まれ、充実の日々を送っています。

 

藤井さんは、ヘルパーさんとして施設に出入りしている60代の男性です。

元々は、管理人が働く施設の職員でしたが、現在はヘルパーとして応援に来てくれます。

意思疎通の難しい入居者さんを担当していて、この人だからこそ入居者さんは心を開くので、施設の職員からも重宝がられてます。

趣味は登山で、休日になると出かけるそうです。

 

山下さん(23歳)は、元々は飲食店のアルバイトをしていた、職員の中で最も若い女性です。

介護の仕事もアルバイトから始めましたが、今では正規職員になって働いています。

若いので入居者さんから可愛がられており、一緒に働くスタッフも笑顔に癒されてます。

入居者さんが心を開いてくれた時にやりがいを感じるそうです。

年上ばかりの職場ですが、様々な年代と接することが勉強・経験となって、成長していることが実感できてうれしいそうです。

 

介護職員初任者研修で学んだことは、仕事だけで役立つわけではありません。

管理人の祖母は、数年前に介護が必要になったのですが、介護職員初任者研修で学んだことが役立っています。

 

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