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年金不安からの起業、退職金を使っての起業はリスクがいっぱい

投稿日:2018年4月16日 更新日:

生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人の老後生活にかかる費用は最低でも22万円以上が必要で、ゆとりある老後生活を営むためには34.9万円が必要なのだそうです。

最近は、マネー雑誌やテレビ、新聞でも「老後破産」が大きく報じられるようになりました。

きんげ
実際、退職後に関する相談は増えてますよ。

公的年金で不足する老後の生活費は、自分で老後資金を準備しなければならない

老後生活の柱となる収入は、国民年金厚生年金といった公的年金です。

ところが、公的年金だけで老後生活を維持できるとは限らず、手持ちの資産を取り崩して生活している人の方が多いといわれます。

つまり、公的年金以外の老後生活に必要なお金は自分で準備することになります。

 

ちなみに、退職が現実的になる50代になると、自分が受け取る公的年金がいくらになるかを確認できます。

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年金機構が実施している「ねんきんネット」、「ねんきん定期便」では、50歳以降の人に対しては、今の仕事をそのまま継続した場合の「将来の公的年金見込み額が記載されています。

見込み額なので、途中で転職したり、早期退職した場合は、将来受け取る年金も大幅に変わるかもしれないという点には注意が必要です。

 

現在の平均寿命は、男性で81歳女性で87歳です。最近では、100歳まで生きる人も珍しくなくなってきました。

少なくとも退職した後も、30年は人生が続くと考えておく必要があります。

そもそも公的年金を理解している人が少ない

きんげ
私が受ける相談でも、「老後不安」に対する相談が多いです。

しかし、話を聞いてみると、老後の生活の柱となる公的年金について理解している人はほとんどいません

退職が現実的となる50代でも、自分の年金見込み額がどれくらいなのかを知らない人は結構います。

その割に老後不安の対策として投資や貯蓄に励んでいる人をみかけますが、年金制度を把握しないと不安の解消になりません。

 

きんげ
余談ですが、かなりの老後資金を用意したのに、老後になっても不安から手持ちの老後資金を使う気になれず、相続税でごっそりもっていかれてしまったなんて人もいます。
出羽守
ありがちだよね

 

退職金を使っての起業はリスクが大きい

老後の不安に備えるために起業する人もいます。

現在の平均寿命が男性81歳女性87歳といわれていますが、100歳で元気な人も今は珍しくありません。

定年退職が60歳で、継続雇用で65歳まで働いたとした場合、仮に100歳まで生きると仮定したら、35年の生活費が必要です。

人手不足といわれる現代ですが、65歳を超えての再就職は厳しく、今までの経験が活きるような仕事はほとんどないでしょう。

 

長年サラリーマンだった人が、定年後に老後資金を稼ぐために起業する例をよく聞きますが、独立して成功するスキルを持っている人はほとんどいません。

定年60歳後の人生を考えて、いつまでも働ける起業を選択したはずなのに、起業自体がうまくいかず、退職金だけがなくなってしまったなんて例はたくさんあります。

そもそも起業自体がリスクを伴います

起業してもほとんどの場合は、思い通りにいきません

きんげ
起業の際に「事業計画」を一般的に立てますが、事業計画通りに運ぶことはまあ、ありません。

出来たばかりの企業は信用がないので、営業してもなかなか相手にされません。個人ならなおさらです。

定年後にサラリーマン時代の人脈を利用するという人もいますが、その時は例えうまくいっても、その後は多くの人が1円すら稼げず苦労します。

会社員時代の営業成績がトップだったとしても、ほとんどの人は会社の看板で売れただけに過ぎないという現実を知ります。

出羽守
組織を離れると自分の信用のなさを痛感することになります。

 

きんげ
起業も老後も「どうにかなるさ」と思っている人が結構いますが、現実はどうにもなりません。

 

資格を活かして起業?士業の世界も厳しい

行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士等のいわゆる士業といわれる資格があります。

サラリーマン時代に資格を取って定年後に士業で独立する人は多いのですが、士業として活動するには登録料と年会費がかかります。

士業として独立しても、年会費の数万~数十万円が払えずに廃業する人もたくさんいます。

 

士業に数えられる資格は、どれも1年以上の勉強が必要といわれるため、「苦労して取った資格が食えないわけがない」と安易に開業する人がいますが、実際は食えてない士業はたくさんいるのです。

士業の最高峰といわれる「弁護士」ですら3割が100万円も稼げない時代ですので、難関資格といえども過度に期待しない方がいいと思います。

きんげ
士業には、年会費だけ払ってるだけの人はたくさんいるよ。
出羽守
おまえだ

 

定年後に開業してなかなか稼げずに「ひよこ食い」にカモにされる人もたくさんいます。

きんげ
ひよこ食いというのは、先輩士業が新人士業に開業講座と称して高い受講料を掠め取ることです。

受講内容がお粗末なものが多いのは、先輩士業が食えてないのでまともな講義にならないからです。

終わりに・50歳以降に起業するなら小資本でできるものを

「家族の介護で退職せざるを得ない」、「パワハラに耐えきれない」、「人生一度は起業に挑戦してみたかった」、「一生働き続けたいから」等、起業する人には様々な理由があると思います。

特に50歳以降は、子供の手が離れる年代なので、老後に向けて老後資金を積み立てる時期ともいわれています。

しかし、起業に失敗してしまい、現在、田舎に移住を余儀なくされた人もいます。

 

起業を考えている人向けの雑誌でも、フランチャイズや飲食店での起業を紹介していますが、これらの企業は初期投資が高額になりやすいので、50代以降での挑戦は特にリスクが高いといえます。

定年後に起業するのであれば、リスクも少ない少資本で始められるビジネスを考えるのが無難です。

小資本で始められるビジネスなら、失敗しても取り返しがつくからです。

 

サラリーマンが長い人は、労働者的思考が強いので、先行投資がなかなかできず、広告費ゼロで売り上げを上げようとします。

出羽守
どんないいサービスであっても、誰にも知られなければ存在しないのと一緒です。

労働者的な思考から抜け出せないと、いつまで経っても稼げない状況が続きますので悲惨です。

 

きんげ
安易な起業は大きなリスクを抱え込むことになります。

どんな商品・サービスを販売するか、独自の商品か

どんな方法で集客するか

どのようにして宣伝するか

どこのエリアで営業するか

あなたから買うメリットは何か?、あなたから買う必要ありますか?

 

 

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