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書いて覚えるは非効率⁈大人の資格試験の効率のいい勉強方法

投稿日:2018年4月7日 更新日:

高校受験や大学受験で最も多い勉強法に、ノートに「書いて覚える」といったものがあります。

管理人も10代の頃は、書いて覚えるという方法で勉強してました。

大人のなかにも、書いて覚える勉強方法を支持する人がいます。

 

確かに一つの勉強方法として有効な一つかもしれませんが、書いて覚える方法だと時間がかかります

資格試験だと勉強できる時間が限られますから、このやり方ではいつまで経っても勉強が終わらず効率が悪いです。

 

法律資格の中には、条文を丸暗記するように資格学校の講師から指示されることがあります。

資格学校では、なかなか条文を丸暗記できない人に向けて、書いて覚える方法を紹介することもありますが、資格学校でも基本的に書いて覚える勉強はすすめていません

 

管理人も資格講師をしていたことがありますので、経験を踏まえて話してみます。

書いて覚えるならテキストをどんどん繰り返した方が効果的

資格学校では、勉強方法について最初にガイダンスを設けていることがあります。

学生時代に書いて覚えるといった勉強方法しかしたことがない人は、大人になっても書いて覚える方法になっちゃいますが、無職でない限り勉強に充てられる時間には限りがあります。

きんげ
資格学校もせっかくなら合格してほしいので、勉強方法についておすすめの方法を紹介しているというわけ

 

 

一般的な資格学校では、まず、テキストを使った講義が行われます。

 

講義でやったところは絶対復習するようにいわれます。

復習のやり方は、レジュメやテキストを次回までに読み返すことや、該当する問題集を解いておくことです。

間違った問題はチェックを入れるなど、後日分かるようにしておいて、正解するまで何度でも解きます。

 

間違える箇所というのは、何度でも間違えますし、本番でも間違えますので矯正が必要です。

正解するようになっても少し時間を置くと、やっぱり間違えたりするものです。

 

テキストに出てきたことは、書いて覚える方法よりも、最初から最後まで通して何回もテキストを読み返す方が結果的に効率よく身につきます。

社会保険労務士と税理士の税法は、暗記が必要な試験ですが、社会保険労務士の講義では、テキストを10回読むという作業を繰り返せと言う講師がいます。

税理士の税法は、条文を諳んじるまで念仏のように繰り返して覚えろという講師がいます。

 

書いて覚えるよりも、テキストを繰り返して読んだり口に出して覚えた方が、時間が限られている社会人には適しているということです。

 

資格試験の勉強成果は、過去問が解けるようになることが一つの目安

資格試験の勉強で一つの目安となるのが、過去に出題された問題(過去問)を解けるようになることです。

過去問というのは、その資格試験のレベルそのものですから、過去問が解けなければ合格するのは厳しいと言わざるをえないわけです。

 

過去問を解けるようになるため、テキストを読んで、問題を解いて、解けなかったところをテキストで確認する、という作業を繰り返します。

過去問を解けるようになって初めて本試験で周りの受験生と勝負できるというわけです。

 

時間がない人でも、過去問が解けるようになるレベルまで引き上げなければならないときは、最初に過去問からあたるという手もあります。

最初に過去問からあたり、分からないところをテキストで確認すれば簡単な試験なら確かに効率的です。

ただ、専門用語が多い試験の場合は、いきなり過去問を解いて解説を読んでもチンプンカンプンで、逆に効率が悪いなんてこともあります。

テキストを一通り読んでから問題を解いていくのが基本です。

 

資格試験の勉強中は、ノートにまとめるのも時間がもったいない

資格試験の勉強のために、ノートをまとめて「まとめノート」を作る人がいます。

重要なポイントをまとめたノートは、作るだけでかなりの時間がかかります。

ノートを作る作業を通して少しは知識になるかもしれませんが、ノートをとるなら問題を解いた方が効率的で知識が身につきます。

作るのに時間を取られて肝心の勉強が疎かになっては本末転倒です。

 

きんげ
ノートをとるくらいなら、テキストや問題集の余白部分に気づいたことを書く方が時間がない大人向きです

(注意)あくまでも管理人の意見です

 

覚え方は十人十色

資格試験では、書いて覚えるという方法はおすすめしません、と言いましたが、自分のやりやすい勉強方法があると思います。

声に出して繰り返し覚える方法、テキストを何回転も読み返す方法、過去問を通して知識を定着させる方法等ありますが、最後はやっぱり自分なりの勉強法が必要です。

音楽を聴きながら勉強する人、歩きながらテキストを読む人、電車の中で条文を暗記する人、トイレに行って勉強をする人、スターバックスじゃないと勉強できない人、ファミレスで勉強する人、これらは実際に管理人がよく見る、他の人がやってる勉強スタイルです。

 

資格試験は、最終的には合格することが第一なので、どんなやり方でも合格できればいいです。

書いて覚える方法でも、まとめノートを作る方法でも、それが自分にとって一番やりやすいやり方というのであれば、時間がかかるというだけで、それも一つの勉強法でしょう。

 

大人の資格試験の勉強法まとめ

時間のない大人が資格試験に合格するには、学生時代の勉強方法と同じことをしていてはいつまでかかるかわかりません。

大人が限られた時間で資格試験に合格するには、「書いて覚える」方法や「ノートにまとめる」方法では効率が悪いのです。

そんなことをしているのであれば、テキストを何回も読んで、過去問も繰り返し解く方が合格が近いと思います。

時間がない場合は、テキストを一通り読み、過去問を解いて解説を読んで理解する、解説を読んでも分からない箇所は再度テキストで確認する、といった勉強を繰り返すのが効果的です。

 

また、試験に合格するためには、少なくても過去問が解けるレベルにならないと合格は無理なので、過去問で問われた問題は満点取れるようにしておくと万全です。

 

資格試験に短期間で合格するための資格講座

合格率が低い資格試験の場合は、資格講座を活用するという手もあります。

通信講座を利用して賢く時間を買えば、短期間での合格も可能です。

 

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