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横浜にある「掃部山公園」 井伊直弼との関係は?

投稿日:2018年12月11日 更新日:

横浜市にある「掃部山公園」は、横浜でも屈指の歴史ある公園です。

掃部山公園は、JR線「桜木町駅」や京浜急行線「日ノ出町駅」からも歩ける距離にあり、公園からはランドマークタワーなどのみなとみらいが見える好立地にあります。

公園は、サクラや紅葉の名所としても知られており、公園内には日本庭園もあるなど、都市部におけるオアシスとなっています。

掃部山公園へのアクセス

・住所 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘57

・交通 JR「桜木町駅」から徒歩15分

・駐車場なし

 

住宅街の中にある公園ですが、歴史は古く、1914年に井伊家から横浜に寄付されたそうです。

 

公園に向かう途中は、紅葉がきれいです。名前も紅葉坂。

 

掃部山公園の案内図。

 

掃部山公園の歴史

『江戸時代まで、このあたりは「不動山」と呼ばれる海に面した高台でした。明治初期には、日本初の鉄道開通に携わった外国人技師の官舎が建てられ鉄道事業拠点となりました。鉄道開業後もこの山の地下水が鉄道用水に使われたことなどから「鉄道山」と呼ばれるようになりました。明治17(18884)年、旧彦根藩士(滋賀県)らが一帯を買い取り庭園化し、井伊家に寄贈したことから、井伊掃部頭直弼(いいかもんのかみなおすけ)にちなみ「掃部山(かもんやま)」となりました。

明治42(1909)年、横浜開港50周年を記念し井伊直弼の銅像が建立され、同時に井伊直弼の子息・直安によって水泉も設置されました。大正3(1914)年には、井伊家よりこの地は横浜市に寄付され、植樹、設備を整え、掃部山公園として開園しました。

掃部山公園には現在約200本の八重桜が植えられ、明治以来の桜の名所としても知られています。震災や戦災で焼けた後も、市民の献木運動で桜や梅が植えられるなど、地域の人から大切に守られてきました。また昭和40(1965)年からは、毎年8月に、伝統芸能や茶道に通じた文化人である井伊直弼をしのび、野点や琴・尺八の演奏などを楽しむ「虫の音を聞く会」が開催され、長きにわたり夏の風物詩として親しまれています。

平成8(1996)年、横浜能楽堂が公園の一角に移転されました。これは、旧加賀藩(石川県)の藩主前田斉泰の屋敷にあったものが移された、本格的な能楽の舞台です。2階の展示廊には、能装束や楽器などの能楽資料が展示されています。』

 

掃部とは井伊直弼の官位?

井伊直弼といえば、幕末に江戸幕府の大老になって安政の大獄を行い、多くの人を処刑したので悪人のイメージが強いですが、地元では名君として評価されているようです。

特に悪いイメージを決定づけたのが桜田門外の変です。

田楽狭間で織田信長に討ち取られた今川義元のように、名将から一気にダメな武将のイメージが付いてしまいました。

 

きんげ
それはそうと、井伊直弼と言えば、本やドラマなどでは井伊掃部頭と呼ばれているのを見かけます。

掃部頭というのは、官位のことをいいます。

官位とは、朝廷からもらう役職を指し、掃部頭は、宮中行事に際して設営を行ったり、殿中の清掃を行う役職の責任者です。

といっても実際に井伊直弼が清掃を行うわけではなく、官位はあくまでも権威付けの一つです。

ですから、官位について、新潟県の長岡藩の殿様である牧野忠恭が、備前守(びぜんのかみ)という現在の岡山県の一部を名乗ることもおこるわけです。

 

井伊直弼の像

明治42年7月の横浜開港50年記念を祈念して旧彦根藩士がこの公園に井伊直弼の銅像を建てたそうです。

大政奉還から40年経っても慕われていたとは驚きです。

 

掃部山公園内の高台には、井伊直弼の銅像が見下ろすように建っています。

公園には、200もの桜の木が植えられているそうです。桜の時期は、スーツを着たサラリーマンでいっぱいになります。

銅像の後ろに少しだけ見える建物は、「横浜能楽堂」です。

 

現在の銅像は、新しく立て直されているようです。

 

掃部山公園の様子

夕方になると公園内がライトアップされるので、意外に明るかったりする。

 

井伊直弼像の前からは、みなとみらいにあるランドマークタワーが見えます。夕方になると犬を散歩する人を見かけます。

 

公園内にあった「飯岡幸吉歌碑」です。

飯岡幸吉は、横浜市の花咲町で生まれたそうです。花咲町といえば掃部山公園のすぐ近くです。

 

訪れたのが秋だったので、一部の植物が紅くなってました。

 

日本庭園前の休憩所です。

 

公園内には、日本庭園があります。

よくある日本庭園といったところですが、紅葉がきれいでした。

 

日本庭園の近くには、子供用の遊具広場もあります。平日は、こっちの方が子供がいてにぎやかです。

 

公園と隣接して横浜能楽堂があります。

 

掃部山公園のまとめ

・掃部山公園は、横浜市では横浜公園に次ぐ歴史ある公園。

・掃部山公園は、井伊直弼ゆかりの公園で、掃部は井伊直弼の官位である掃部頭からとった。

・掃部山公園は、200本の桜が植えてある桜の名所である。

 

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