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「簿記試験と保険募集人試験の攻略」テキストと問題集を繰り返せば難関資格も合格できる

投稿日:2018年12月8日 更新日:

Googleアナリティクス等でこのサイトの検索を調べてみると、社会保険労務士や宅地建物取引士といった合格率の低い試験よりも、「保険募集人試験」や「簿記3級」といった合格率が高い試験について「勉強方法」で検索される人が多いようです。

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そこで、今回は保険募集人の試験と簿記の試験の攻略についてを中心に、資格全般について使える勉強法について書いてみようと思います。

 

試験勉強の基本は繰り返しです

まず最初に、試験勉強の基本的な勉強法について触れたいと思います。

資格試験に短時間、少ない労力で合格するために必要なのは、複数のテキストに手を出さずに、一つのテキストと問題集を繰り返し解くということです。

繰り返し問題を解いていくにつれて知識は身に付いていきますので、絶対合格したい人はテキストと問題集を繰り返し解くことが大事です。

同じ問題でも、時間をおいて解いてみると、いかに勉強が身についていないかがお分かり頂けると思います。間違えた問題にチェックを付けて日をおいて解いてみると同じところで間違えたりします。

問題集を繰り返し解くのは、同じミスを繰り返すというクセを矯正するための作業のようなものです。

 

テキストと問題集を繰り返し解くという勉強方法は、合格率が10%以下の難関資格試験で効果的です。

難関資格の場合は、資格予備校でも問題集や過去問を10回以上解くように言われたりします。

独学の場合でも10回以上解けば十分合格圏内に到達します。学校に通っても独学でもやることに大差はありません。

では、学校を利用するのと独学とでは何が違うかというと、学校を利用すればカリキュラム通りに進むので必然的に一通りの学習を済ませられる点です。また、講師に質問できるので効率的に学習できます。

独学の場合は、図書館を利用する等環境を変えないとなかなか勉強が進まないことも多いので、そういった意味では資格予備校を利用するのも一つの手です。

 

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勉強が苦手な人や、資格試験の勉強に慣れていない人ほどテキストを1回読んで終わったり、別のテキストに手を出したりします。

 

管理人が資格の講師をしていた頃は、他の問題集に手を出す生徒さんが多かったため、他のテキストに手を出さずに同じテキストを繰り返したほうが実力が付くということを最初の授業で言ってました。

ちなみに教えていたのは、簿記の2級と3級、ファイナンシャルプランニング技能士の2級と3級です。

 

特に重要なのが過去問の繰り返しです。

簿記3級なら過去5回分の問題が完璧に解けるようになったら合格できるでしょう。

過去問を解くということは、試験レベルの問題を解くということです。

また、繰り返し解くというのは、同じところを何度も間違えるクセを修正していくことです。

 

保険募集人試験と簿記2級・3級の試験もテキストと問題を繰り返すことで合格できます。

保険募集人試験は受験者のほとんどが合格する試験ですが、一切勉強しないと落ちる可能性があります。勘だけに頼るだけだと、〇×なので50点しか期待できません。

むしろ勉強しなくても50点は期待できると思えば、楽になるのではないでしょうか。

 

簿記の試験は、3人に1人しか受からないのでそれなりに勉強が必要です。

少額短期保険募集人試験では、前日から勉強しても間に合うかもしれませんが、簿記3級は一夜漬けで合格は無理です。

 

少額短期保険は問題集が売ってない

管理人は、不動産会社の営業時代に、会社を通して少額短期保険募集人の試験を受けました。

 

少額短期保険募集人の試験は、保険会社(不動産会社は保険会社の代理店となる)を通して登録するのですが、テキストが保険会社を通して手渡されるだけで、問題集らしいものはありませんでした。

本屋で探しても少額短期保険募集人試験の過去問は売ってませんでした

一応、テキストの章ごとに3問程度の確認テストがありますが、全章あわせても15問程度なので大して役に立ちません。

なので、テキストを2回読んで試験に臨みました。

結果は、50問中4問間違ってるだけでした。

基本的に少額短期保険募集人試験は、落すような試験ではないので、テキストだけを1回しっかりと読んで受験すれば受かるようです。

保険会社の人に聞いたところ、この試験で落ちるのは勉強しないで受験した人くらいだそうです。

 

実際、この試験で問われるのは基本的なことがほとんどなので、テキストを繰り返さずともしっかり読めば合格できます。

 

簿記の試験では電卓に慣れる必要もあります

簿記の試験は、電卓が必須の試験です。

中には、電卓なしで試験に臨んで受かる人もいますが、効率よく問題に回答するには電卓が必要です。

なので、簿記の勉強では常に電卓を横に置いて進めていくのがよいでしょう。

 

普段から電卓を使っている人はいいのですが、簿記の試験で初めて電卓に触れる人は試験までにできるだけ電卓に慣れることが必要です。

いくら問題が分かっても電卓の打ち間違いがあると無駄になるからです。

実を言うと、管理人が初めて簿記の試験で一番苦戦したのが電卓の打ち間違いでした。

特に集計する問題で必ずといっていいほど打ち間違いが起きてました。

打ち間違いをなくすためにも、テキストを進めながら電卓に触れるようにしたり、勉強の開始前に電卓の練習をすることも必要です。

 

例えば、1から順に9まで足していったり、147+258+369といったように行列で加算していくといった練習などがおすすめです。

 

ちなみに、簿記の勉強が3級から2級、1級へと進んでいくと、電卓を右手で打つか左手で打つかで悩むことが出てきます。

最初の段階から鉛筆を持つ手と電卓を打つ手を別々にしておくと後で楽かもしれません。

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今回のまとめ

・資格の学校に通っても独学でも、試験に合格するにはテキストと問題集を繰り返す(特に問題集)ことが大事。

・生命保険募集人試験は、保険会社の用意したカリキュラムで勉強すれば基本的には受かるようになっている。

・少額短期保険募集人試験は過去問が売っていないので、ネットで過去問を調べるか、テキストを繰り返し(2回以上)読んでおく。

・簿記の試験では、電卓の打ち間違いをなくすことが重要。

・簿記の勉強では、ほかの問題集に手を出す人が多いが、1冊問題集を繰り返し解く方が実力が付きやすい。

・問題を繰り返し解くことで、何度も繰り返すミスを回避できるようになる。

・今後、簿記の勉強で2級以上を狙うなら、利き腕とは逆の手で電卓を打てるようにしておくといいかも(任意)。

 

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