どうも、こんにちは~
「右手」と答えた人の多くは、ペンも右手で持つのではないでしょうか。
そして、「左手」で電卓を打つと答えた人も、ペンも左手で持つことでしょう。
つまり、利き腕が右の人は、電卓もペンも右手を使い、利き腕が左の人は、電卓もペンも左を使うのが普通なのではないでしょうか?
しかし、会計関連の仕事をしている人や会計の勉強をしている人の中には、利き腕と反対の手で電卓を打つ人がいます。
きっかけは簿記の勉強中シャーペンの芯がやたら折れる気がしたこと
管理人が利き腕と反対の手で電卓を打つ人がいることを知ったのは、日商簿記2級の勉強をしているときです。
当時の管理人は、ペンを持つのも、電卓を打つ手も、利き腕の右手を使ってました。
日商簿記2級は、鉛筆かシャープペンシルで解答を記入するので、右手にシャーペンを持ちながら電卓を打ちます。
簿記の勉強をするとシャーペンの芯が折れやすくなると感じていたので、ネットで調べてみると、そういった記事は見当たりませんでした。
そのかわりに出てきたのが、「電卓は、利き腕とは反対の手で打つのが当たり前」という記事でした。
当時の管理人は、この言葉に衝撃を受けました。
今までは気にしたことがなかったのですが、自習室で簿記の勉強をしている人を注意して見ていると、確かに左手で電卓をうって、右手でペンを持っている人がいるではありませんか。
当時はこの言葉を信じて電卓を左手で打つ練習を始めました。
上位資格に進むほど利き腕と反対の手で電卓を打つ人が増える
利き腕と反対の手で電卓を打つ人は、上位資格になるほど増えます。
日商簿記3級の試験の時は、そういった人があまりいないので気づくことはほとんどありませんが、2級、1級と進むにつれて反対の手で電卓を打つ人を見かけるようになります。
会計士の場合は、かなりの数の受験生が利き腕と反対の手で電卓を打っています。
若い人ほどその傾向があります。
ちなみにCFPの試験でも左手で電卓を打つ人がいましたが、全体的には少数でした。
利き腕と反対の手で電卓を打つのは難しくない
「利き腕と反対の手で電卓を打つなんて難しそう」と思うかもしれませんが、慣れてしまえばそんなに難しくありません。
電卓のボタンなんてパソコンに比べたら少ないですし、よく使うボタンなんて限られます。
最初のうちは、うまく電卓をたたけないと思いますが、問題を解いていれば次第に慣れます。
これから日商簿記3級の勉強を始める人でも、問題を解く際に左手で電卓を打つようにしてれば、合格するときには左手で電卓を打つのが何ともないはずです。
左手でのタッチタイピング(ブラインドタッチ)も簡単
以前は、パソコンのキーボードや電卓のボタンを見ないで打つことを「ブラインドタッチ」と言ってましたが、差別的という理由で、最近では「タッチタイピング」と言うそうです。
ここからは、タッチタイピングで統一して話を進めていきます。
簿記の問題を解く際に、電卓を見ないよう意識して練習すれば、次第に手元を見ないでも電卓が打てるようになります。
ここからは以下の電卓をもとに話を進めていきます。
左手で電卓を打つ場合は、左手中指を5(ボタンの真ん中にポッチ)に置きます。
電卓を打つ指の使い分けですが、左側の「7、4、1、0」は左手薬指で打つようにします。
真ん中の「8、5、2、00」は、左手中指を使って打ちます。
右側の「9、6、3、・」は、左手人差し指で打ちます。
問題は、「+」「×」「÷」「-」「=」のボタンですが、親指で打つ人がいれば、人差し指で打つ人もいます。
あとはとにかく慣れるまで問題を数多く解くことです。
どちらの手で電卓を打つか迷うくらいならとっとと変えた方がいい
ある程度の上級資格になってからも、電卓を打つ手を変えようか迷い続ける人がいます。
もし、現在勉強してるのが日商簿記1級や税理士試験といった難易度の高い試験であれば、試験直前での変更は避けた方がいいと思います。
試験までそれなりに時間があるのであれば、電卓を打つ手を変えても問題ないと思います。
というのは、難易度の高い試験の場合は、計算問題の計算量がかなりあるので、合格する頃には、自然と左手で電卓を打てるようになっています。
難易度の高い試験では、勉強時間が1,000時間以上になるので、流石にそこまでやれば左手で電卓をうつのもタッチタイピングもスムーズに出来るようになっています。
難易度の高い試験では、合格する方がよっぽど大変です。
ちなみに左でで打つようになったからといってスピードは上がってない気もします。
左手と右手を分けるメリットは、タッチタイピングの入力がしやすくなることでしょうか。
管理人は、シャープの実務電卓を5,000円以上出して購入しましたが、ネットでは6割の値段で購入できるみたいです。