今年の4月からファイナンシャルプランニング技能士(以下FP技能士)カードの発行手数料が値上がりすると聞いたので、安く作れる今のうちに申し込みました。
調べたところ、値上がりするのは日本FP協会の方のFP技能士カードだけみたいですね。
管理人は、日本FP協会の試験で1級を取得したので、以下それをもとに話を進めていきます。
申し込みしてから3週間ほどで、FP技能士カードが手元に届きました。
FP技能士カードの裏面
このカードがあるからといって、できることが増えるわけではありませんが、お客様からの相談の前にカードを提示すれば少しは信用されるかもしれませんし、試験に合格したことの証明にもなります。
FP協会の相談では、相談前にCFP・AFPカードを提示しますが、このFP技能士カードも似たような使い方ができるのではないでしょうか。
ファイナンシャルプランニング技能士カード
FP技能士カードは、FP技能士試験に合格した人を対象に発行されるカードです。
このFP技能士カードは、合格しただけでは発行されず、交付手数料の振り込みおよび申請が必要です。
ファイナンシャルプランナー(FP)のライセンスカードといえば、「AFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)」と「CFP(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)」のカードが有名です。
FPとしての知識を有している証として日本FP協会が発行しているカードが、AFPとCFPのライセンスカードになります。
FP技能士版のライセンスカードが、FP技能士カードです。
FP技能士には3級から1級までありますが、FP技能士カードもそれぞれあります。
3級のFP技能士カードには写真はありませんが、2級と1級の技能士カードは写真付きです。
それぞれのカードは色が異なり、1級はゴールド、2級はシルバー、そして3級はグリーンとなっています。
1級のFP技能士カードは、写真付きで色がゴールドです。
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日本FP協会の技能士カードは、令和3年4月から手数料が値上げ
日本FP協会の発行する合格証書を持っている人は、令和3年(2021年)4月1日から、FP技能士カードの交付手数料が値上がりします。
令和3年3月まで
1級および2級 2,142円
3級 1,812円
令和3年4月から
1級および2級 2,750円
3級 2,310円
4月に書類を送付した場合でも、着金を3月までに済ませば、値上がり前の手数料金で済むようです。
ただし、3月までに着金を済ませても、書類が5月以降に到着した場合は値上がり後の料金となり、差額分が必要になります。
1級、2級だと600円くらい違うので、欲しい人は3月までに振り込みを済ませておくのがよいしょう。
ちなみに金融財政事情研究会(きんざい)の方の技能士カードは、交付手数料に変更がありません。
きんざいのFP技能士カード交付手数料
1級および2級 1,980円
3級 1,650円
日本FP協会のファイナンシャルプランニング技能士カードの交付手続き
FP技能士カードの申請は、合格証書を発行した団体に行います。
日本FP協会が発行した合格証書の人は日本FP協会に、金融財政事情研究会(きんざい)が発行した合格証書の人はきんざいに、FP技能士カードの交付を申し込みます。
日本FP協会についてのFP技能士カードの交付申請に必要な書類は以下のものです。
交付手続きに必要な書類
・技能士カード交付申請書
・1級および2級の場合はカードに使用される証明写真(縦4cm×横3cm)
・手数料の振込用紙(コピー可)
・本人確認書類のコピー
きんざいの方は、縦3.0cm×横2.4cmの証明写真が必要。
詳細はきんざいのサイトを参考にしてください。
本人確認書類で認められるもの
1.運転免許証
2.マイナンバーカード(表面)
3.パスポート
4.学生証(写真貼付)
5.在留カード・特別永住者証明書
6.住民基本台帳カード(写真貼付)
7.次に定める資格証明書類(写真貼付)
・弁護士、税理士、不動産鑑定士、社会保険労務士、司法書士、宅地建物取引士、行政書士
交付手数料の振り込み用紙(利用明細書)のコピーは、申請書の貼付欄に貼り付けます。
交付申請書の送付にあたっては、「特定記録郵便」にて行うようにとのことです。
申請のタイミングにも寄りますが、だいたい1か月程度で発行されるようです。