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社会保険労務士で独立して稼ぐには

投稿日:2024年5月10日 更新日:

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10年以上前は労働基準法はあってないようなものでしたが、SNSやニュースで取り上げることが増えてからは企業も法律を守るようになってきました。

管理人が社会人になったばかりの頃は、固定給さえ支払えば何時間でも労働させていいと勘違いしてるような経営者ばかりでした。

最低限の法律の知識すらない人が経営するものだから「うちは労災ないよ」「給料日の前に辞めたら給料ないよ」とかも普通に言われ、それを思い出すと怒りがこみ上げてきます。

過去のことを思い出して少々脱線してしまいました。

 

さて、AIやペーパーレスのおかげで士業の将来性がないと騒がれてますが、そんな中でも比較的人気があるのが社会保険労務士です。

社会保険労務士も士業の一つなので難易度は高いですが、しっかりと勉強すれば1年で合格を狙えるので、時間が限られる社会人におすすめです。

 

社会保険労務士は人事・労務の専門家

社会保険労務士は、人事・労務の専門家といわれます。

会社を起業して人を雇用した場合は、労災保険や雇用保険等の手続きが必要ですが、専門知識がなければどんな手続きをすればいいのか分かりません。

会社が申請しなければいけないのに複雑で難しいことも多く、公共の施設から資料をもらっても読むだけで大変です。

そんな会社に人事や労務管理における手続き業務の代行、コンサルティングを行ってサポートするのが社会保険労務士です。

 

社会保険労務士が扱う分野

・労働基準(就業規則、労働時間等、アドバイス)

・労災補償保険

・雇用保険

・労働安全衛生

・給与計算(保険料徴収)

・健康保険

・年金(厚生年金、企業年金、個人・障害年金)

 

試験に合格した後、2年以上の実務経験があれば登録できます。

試験に合格しても実務経験がない人の方が多いですが、そういった人は社会保険労務士会連合会が実施する事務指定講習を経て登録できます。

社会保険労務士として活動するには、最初に20万円くらい(多分)と年間9万円くらいかかりますが、事務所を借りたらその分も必要になります。維持費用がかかることを知らない人も多いので参考までに。

 

会社に勤務した後に独立もできる

他の士業だと会社員をしながら士業は名乗れないのが普通ですが、社会保険労務士は名乗れます。

とはいえ社会保険労務士として報酬を得るには開業社労士になる必要があります。

 

勤務社労士として人事部や労務部として勤務しながら経験を積み、その後に独立する人も多いです。

勤務社労士でも支部会の勉強会には参加できるので、将来独立したい人は積極的に勉強会に参加するのがよいと思います。

会社員として勤務した後に独立してみると、その時の縁で仕事を紹介されることもあるようです。

勤務社労士の年会費は、開業社労士の半分だったと思います。

 

税理士からの紹介を狙う

行政書士は仕事が単発で数も少ないですが、社労士は会社と契約することで安定収入を得ることが出来ます。

会社と顧問契約を結べば、毎月顧問料が入ってきますし、助成金の申請はそれとは別に狙えます。

 

多くの会社では税理士と顧問契約を結んでるので、会社の社長が税理士に税金だけでなく、人事・労務について相談することはよくあります。

延いては社長が税理士に社労士の紹介を相談することもあります。

税理士とつながりがある社労士が独立しても早く軌道に乗りやすいのは、税理士からの紹介があるからです。

税理士とつながりを持てとは以前から言われてましたが、社労士は営業が苦手な人が多いので、税理士事務所に営業しない人は多いです。

税理士とのつながりは積極的に増やしておくのがよいと思います。

 

業務を特化して専門性を打ち出す

早い段階で稼いでる社労士の中には、業務を特化してるケースが多いです。

たとえば、雇用関係の助成金に特化してホームページやSNSをフル活用し、受注につなげて1年も経たずに売上が一千万円に達する人もいます。

 

また、障害年金に特化した社労士も多いです。

労働関係は社労士に人気ですが、労働関係だと弁護士がいます。年金関係であれば、社労士は年金分野で唯一の国家資格なのでライバルも少ないです。

 

社労士の支部会に参加するとお年寄りが多く、あまり集客に力を入れてる人は少ないです。

SNSやYouTubeを積極的に活用すれば、他の社労士より集客がうまくいくのは簡単です。

 

おすすめの資格講座

社労士の試験は、特に年金制度が分かりにくく、テキストを数回読んだだけでは理解できないような内容です。

試験の合格率も6~7%と低いですが、資格講座を利用して1年しっかり勉強すれば合格が狙えます。

とはいえ合格率が低いので、合格レベルに達しても毎年あと少しで不合格になる人は多いです。

1~2回で合格する人は少なく、多くは3,4回で合格するようです。中には10年勉強してるという人もいます。

 

少しでも早く合格するにはやはり資格講座の利用がおすすめです。

管理人だったら、せっかく始めた勉強は少しでも楽に、楽しみながら進めたいので、飲食代を節約してでも資格講座を活用します。

 

管理人のおすすめの講座は「スタディング」の社労士講座です。

スタディングの講座はスマホで完結するので、どこにいても勉強ができます。

ちなみに管理人は行政書士でお世話になりましたが、スマホ一つで勉強できるのですき間時間をうまく活用できました。

旅行先でもスマホを使って学習してましたし、通勤や移動時間にも利用してました。5分、10分の積み重ねが一日で1時間になります。

スタディングは、倍速で講義を受けることも出来ますし、何より価格が安いです。独学の助けとなってくれるはずです。



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