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川崎の専修大学でマンション管理士試験を受験してきました

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令和3年11月28日、川崎市多摩区の専修大学生田キャンパスでマンション管理士試験を受けてきました。

 

マンション管理士、宅地建物取引士、管理業務主任者の三つの国家資格は不動産三資格といわれ、中でも最も難易度が高いといわれるのがマンション管理士試験でしょうか。

難易度的には、マンション管理士 >>> 宅地建物取引士 ≒ 管理業務主任者 といったところです。

管理人は、宅地建物取引士と管理業務主任者は合格してるので、あとはこのマンション管理士試験に合格すれば、とりあえずの目標達成となります。

 

マンション管理士試験を受けるまでの勉強

マンション管理士試験は、難関の国家試験の一つです。

合格までに勉強が500時間以上必要とされ、合格率も7~9%と低く、試験合格は一筋縄ではいきません。

500時間以上の勉強が必要といわれるマンション管理士試験ですが、管理人は130時間程度の勉強で挑んできました。

少ないね

 

完全な勉強不足ですが、最後まであきらめず、この1か月はすき間時間があればテキストを読んだり、問題を解いてました。

結局、試験当日までにテキストを2回読み、過去問は2回まわしました。

きんげ
本当はそれぞれ7,8回はやる予定でした

 

マンション管理士試験でやる勉強内容は、区分所有法やマンションの規約、マンション管理や組合に関することなので、ほとんどの人にとってはつまらないかもしれませんが、マンション管理や不動産業界で働く人には勉強したことがそのまま活かせる資格です。

マンション管理士の出題分野と出題数

・区分所有法 10問

・民法・借地借家法 6問

・不動産登記法 1問

・建て替え等円滑化法 1問

・被災マンション法 1問

・マンション標準管理規約 9問

・会計・税務 2問

・都市計画法 1問

・建築基準法 1問

・水道法 1問

・消防法 1問

・建築・設備・維持保全 11問

・マンション管理適正化法 5問(管理業務主任者試験合格者は免除)

上の出題内容と出題数を見ればお分かりのように、出題数の多い分野とそうでない分野とがあります。

管理人は、不動産登記法や水道法がよく分からなかったのでかなり時間を割いてしまいましたが、これが時間の大幅なロスとなりました。

まあ、そもそもの勉強時間が少ないのでどっちにしても無理だよ

1問しか出題されない分野で、どうしても分からない場合は後回しにするか、時には切り捨てた方がいいかもしれません。

 

9時頃に家を出発

試験前日も勉強をしていたのですが、気づいたら夜の1時を回っており、慌てて寝ようとしたものの、明日が本番だと思うと興奮して逆に寝つけず、結局寝たのは3時過ぎでした。

寝不足気味でしたが9時頃に家を出て、オフィスに忘れたPASMOを取りに立ち寄り、少し休憩してから試験会場に向けて出発しました。

電車に乗るのは実に2年ぶりで、今のオフィスから電車を利用したことがなかったので少し緊張しましたが、スマホの案内があったので問題ありませんでした。

 

事前に調べてあったのですが、予定よりも早い11時前に「向ヶ丘遊園駅」に着きました。

仕事で近くを車で通ったことはありますが、電車で来たのは初めてです。受験票の案内では、駅前のロータリーからバスに乗れとのことでしたが、出発まで時間がかかりそうだったのと、試験開始まで余裕があったので徒歩で行くことにしました。ナビによれば徒歩で22分だったので、ちょうどいいくらいです。

 

試験開始が13時(12時30分着席)なので、受験生は少ないかなと思ってましたが、意外とたくさん歩いてました。

少し早めに歩いたので、途中で疲れてしまいました。

 

11時20分くらいに専修大学に到着しました。入口で「コロナに関する申告書」を提出して建物の中に入りましたが、既にロービーの席がいっぱいでした。

この建物は10号棟ですが、一部免除者はここからエスカレーターに乗って5階まで行き、隣の7号棟に行きます。

 

教室にはまだ人がおらず、一番乗りでした。着席時間の12時30分まで1時間あったので復習をしてました。

12時を過ぎると半分くらいの受験生が来てました。

受験生の年代は20代から70代くらいまでと広く、40代から60代が多い印象でした。おっさんのイメージがあるマンション管理ですが、受験生もほとんどが男性で女性は1、2割程度でした。

資格試験は欠席者が結構多く、全体の1~2割くらいいることもありますが、管理人の列の14人はみんな出席してました。教室全体で見ても欠席者はほとんどいません(5%くらい?)でした。

 

試験開始時刻は13時ですが、一部免除者はそのまま13時10分まで何もせずに待機します。この10分がやたらと長く感じました。

 

「始めてください」の合図で試験が開始しましたが、一問目と二問目から個数問題が出て焦りました。

知識もあやふやで、分からない問題が多く、試験が終わった時は意気消沈してました。

きんげ
自信があるのは会計・税務だけだった……。

 

きんげ
管理人は分からない問題だらけでしたが、掲示板なんかを見ると今回は簡単だったみたいです

 

向ヶ丘遊園駅が受験生であふれていたので、登戸駅まで歩く

試験が終わると受験生が一斉に駅に向かうので、大学から向ヶ丘遊園駅までマンション管理士受験生に道が占拠されてましたw

 

ようやく向ヶ丘遊園駅に着きましたが、駅の改札からホームまでマンション管理士受験生であふれてたので、登戸駅まで歩くことにしました。

 

登戸駅前に着いて、そういえば昼飯を食べてないことに気付き、ちょうど目の前にあったラーメン屋ですた丼みたいなのを食べました。

大学の近くというだけあって店内は若いお客さんで賑わってました。

 

このままでは悔しいので、帰りの電車内で早速、テキストを開いて勉強してました。

 

おわり

資格試験の講師によれば、「合格したければ過去問は100点取れるまでに仕上げておく必要がある」そうです。

宅地建物取引士と管理業務主任者は、過去問を解けば合格水準に達しますが、マンション管理士試験は過去問だけではなかなか合格水準に達せそうもありません。

過去問を解くと、明らかにマンション管理士試験は宅地建物取引士や管理業務主任者よりも難しいことが分かります。

でも、今からコツコツ勉強すれば、来年の試験では他の受験生と勝負できるはずです。

 

 

2021年度の試験は終わりましたが、早速、来年度に向けてマンション管理士試験の勉強を開始しました。

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