最近、ファイナンシャルプランナーを雑誌やテレビで多く見かけるようになりました。
ファイナンシャルプランナーというと、この2級ファイナンシャルプランニング技能士以上(以下2級FP)をさすことが多いようです。
管理人が受験した当時は、今のように人気の資格ではなかったので、ファイナンシャルプランナーがテレビや雑誌に出るとは思ってもみませんでした。
ファイナンシャルプランナー(以下FP)の資格はかなり複雑です。
FP資格には、国家資格の技能士資格と民間資格のAFP、CFPとがあります。
他にも保険協会のFP資格もありますが、FP資格といったら基本的にはファイナンシャルプランニング技能士、AFP、CFPを指します。
ちなみに保険協会のFP資格は合格率が高いので、2級FP技能士やAFPが取れる人なら簡単に取れます。
不動産会社のスタッフ紹介にFPの文字があったことで資格を知りました
管理人がFP資格を知ったのは、他の不動産会社の営業さんと名刺交換をしたときでした。
当時の管理人は、FPなんて知りませんから、会社の役職みたいなものだろうと思ってその時はスルーしました。
その後、たまたま見た相手先の不動産会社のスタッフ紹介に保有資格にFPの文字があったのを発見します。
何気なくFPについて調べてみると、FPの知識は不動産屋にとっても役に立つものらしいということが分かりました。
不動産会社では、お客さんの住宅ローン計算を行いますが、FPという資格を知っている不動産営業は当時はほとんどいませんでした。
その後、本屋でFPの参考書を見てみましたが、住宅ローンについてのポイントが書いてありました。しかし、住宅ローンの計算は金融電卓があれば10秒で計算できます。
FPの参考書をパラパラとめくってみましたが、不動産の営業にはFP資格は特別必要なものとは思いませんでした。
不動産の営業に必要だとは思いませんでしたが、取得して損はないだろうと判断しました。
当時の管理人は、宅地建物取引主任者試験に合格した直後だったので、次の目標として何となく目指したのがFPだっただけでした。
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宅地建物取引士(宅地建物取引主任者)試験の受験の思いで
管理人が初めて取得した国家資格が「宅地建物取引士(宅建士)」でした。 当時はまだ高校を卒業したばかりだったので、見慣れない法律にかなり苦戦しました。 宅地建物取引士の受験をしたのは2004年なのですが ...
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勘違いがきっかけで通信講座の2級FP講座を受講
FPの資格制度が複雑だったおかげで、試験を受験するには必ず資格学校などの認定学校が実施するFP講座を受講するものだと勘違いしてしまい、ユーキャンの2級FPの受講を申し込むことになりました。
現在は、通信講座のほとんどにDVDやオンライン講座があるので、分かりやすい動画で授業を受けられます。昔と比較して格段に勉強がしやすくなりました。
しかし、管理人が受講した通信講座では、動画があるわけではなく、送られてくるテキストで自分で勉強するので独学とたいして変わりませんでした。
独学だとテキストだけなので、勉強も味気ないですが、動画があると理解もしやすいし、何より勉強が楽しいと感じます。
管理人が受講した通信講座の実施機関は、AFPの認定機関でもあったので、2級FP試験に合格し、ライフプランの課題についての提案書(キャッシュフロー表)を提出すれば2級FP技能士とAFPの資格がゲットできました。
管理人が受講した通信講座では、最初に講座全体の計画表の説明があって、計画表のカリキュラム通りに勉強を進めていけば合格レベルまで達するとのことでした。
キャッシュフロー表の意味もよく分からずに提案書を提出しましたが、提案書は無事に修了できました(提出すればほとんどの人は修了できるみたいです)。
2級FP技能士試験の会場は、神奈川大学の横浜キャンパスでした
2級FP技能士試験の試験会場は、東急東横線の白楽駅が最寄りの神奈川大学でした。
過去に神奈川大学で受験したITの試験が合格だったので、神奈川大学は管理人にとって縁起のいい場所です。
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社会保険労務士試験の試験概要
社会保険労務士(以下社労士)は、企業で重要とされる「人・物・金」のうちの人に係る国家資格の一つです。 社労士が扱う仕事にどんなものがあるか例を挙げると、「新しい人を雇用したときの雇用手続 ...
また、当時勤めていた会社が東横線にある不動産会社だったので、神奈川大学周辺は何度も通っている馴染みの場所でもあります。
試験日の当日に分かったのは、白楽駅から神奈川大学までは歩くと結構な距離があるということでした。
試験会場についてみて驚いたのが10代の若い子が会場にたくさんいたことです。
2級FP技能士試験って結構若い子に人気なのかなと思っていたら、神奈川大学がどうもTOEICの試験会場でもあったみたいでした。
FPのほうの試験会場の教室に入ってみたらおばさんが多く、おそろらく保険外交員のおばさんが受験してるからだと思います。
今でこそ若い世代に人気のFPですが、当時のFP試験は受験生のほとんどが保険のおばさんばかりでした。
FP資格は、今では人気資格ですが、これは資格の学校の影響やFP協会の広報活動の成果です。
2級FP技能士試験には学科と実技がある、両方に合格しないと試験合格にならない
2級FP技能士の試験は、1年に3回実施される国家資格の試験です。
2級FP技能士の試験には、「学科」と「実技」があって、どちらの試験にも合格した場合に初めて2級FP技能士の合格となります。
「学科」と「実技」のどちらかしか一方しか合格しなかった場合は、「一部合格」となります。
FP技能士の試験は、実施団体が日本FP協会と金融財政事情研究会の2つがあります。
さらに金融財政事情研究会の実技はいくつかある種類から選択するので、より複雑になってます。
金融財政事情研究会の実技試験は、個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4つの中から1つを選択します。
FP協会の実技は、資産設計提案のみとなります。
管理人は、受講した講座がAFPの認定講座だったので、自然とFP協会が実施する資産設計提案になりました。
実技といっても実務経験がないと解けないような問題が出るわけでないので、実務経験がなくても問題ありません。
合格点は、学科も実技も6割以上の点数で合格となります。
他の資格のように合格率を安定させるため、合格点を調整するといったこともありません。
受験料は、学科も実技も4200円ですので、同時に申し込んだ場合は8,400円です。
学科のみ合格した人は、次回は実技のみ申し込めばいいことになります。
過去のデータを見ると、学科の合格率が低く、実技の合格率が高いようです。
2級FP技能士試験の合格発表、ギリギリの合格
管理人の2級FP試験の結果は、学科については7割程度の正解でしたが、実技試験が合格点ちょうどの60点でギリギリの合格でした。
試験範囲がいろいろな分野にわたるので、苦手な分野の課目があると点数が伸びにくいですが、他の課目で合格できるようカバーすることもできます。
管理人は、「リスクと保険」が苦手だったので、「不動産運用設計」と「金融資産運用設計」と「相続事業承継」でカバーしました。
管理人は、確か「リスクと保険」が3点しか取れませんでした。
3点という低い点数でしたから、この時はまさか保険業界で働くとは思ってませんでした。