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就職を有利にするため、自粛生活を利用して資格の勉強をしよう

投稿日:2020年4月11日 更新日:

令和2年4月7日、新型コロナウイルスの急速な蔓延拡大を抑制するために緊急事態宣言が発令されました。

 

東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡といった人口の多い都府県を対象に4月7日から5月6日までが対象期間となります。

追記:緊急事態宣言は5月末まで延長されました。

 

欧米などのようなロックダウン(都市封鎖)とは違い、職場への通勤や買い物は認められますが、不要不急の外出は控えることになります。

政府は、企業にはテレワークを推奨し、パチンコ店やネットカフェに対しては休業要請をしています。

また、学校はしばらくの間休業となるとのことです。

 

派遣社員やアルバイト・パートといった非正規労働者の中には、雇用契約を打ち切られたりする人も出始めています。

派遣社員やアルバイトといった非正規労働者の人でも、雇用保険の被保険者であれば、要件を満たすことで基本手当(失業手当)が受けられる可能性があります。

基本手当(失業手当)の受給要件には、正規、非正規といった雇用形態は関係ありません。

誤解されることも多い制度ですが、いざという時に助かるのが雇用保険制度です。

 

また、自己都合による退職だと3か月の給付制限がありますが、雇用主に解雇・雇止めされた場合は給付制限がありません。

さらに、基本手当を受けるには12か月以上の被保険者期間が必要とされていますが、6か月で済む可能性があります。

 

雇用保険の基本手当は、平均賃金の50~80%なので少ないかもしれませんが、もらえるものはもらっておきましょう。

基本手当を受給しながら、再出発に向けて動くことが肝心です。

 

しかし、当分は緊急事態宣言の影響もあって、企業も積極的に求人募集をしないかもしれません。

 

そのようなときは自粛生活を利用して資格の勉強でもしてみてはいかがでしょうか。

 

資格の勉強をして自粛生活を有意義なものに

専門家の中には、自粛生活は1年は続くのではないかという人がいます。

経済活動も大事なのでそこまで長くなるかは疑問ですが、少なくとも東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡については1か月は自粛生活が続くようです。

 

1か月も自宅にいると気が滅入りそうですが、資格の勉強期間にあてるのであれば、それなりに価値のある資格も目指せます。

たとえば、1日8時間勉強するとして、30日なら240時間にもなります。

240時間も勉強して取得した資格であれば、それなりに価値のある資格といっていいのではないでしょうか。

 

反対に簡単な資格は誰でも取れるので、資格に価値を期待できません。

だからといって何年もかかるような難しい資格だと時間はかかりますし、挫折することがほとんどなので効率が悪いです。

200~500時間の勉強で取れる資格がコスパ的にもおすすめです。

 

今回は、自粛生活を利用して目指せる価値のある資格をご紹介していきます。

 

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自粛生活を利用して取れそうな資格

自粛生活を利用して目指せるおススメの資格は次の資格です。

・宅地建物取引士

・日商簿記2級

・2級FP技能士・AFP

 

資格の入門資格と言われている「宅地建物取引士」ですが、実は合格に必要な時間の目安は200~400時間といわれています。

合格率も15~18%なのでそう簡単に取れる資格ではありませんから、価値のある資格といえます。

 

日商簿記2級も合格には200時間以上必要といわれています。

最近人気のファイナンシャルプランナー(2級FP技能士・AFP)も、日商簿記2級と同じくらいの勉強時間が必要といわれています。

 

簿記3級や3級FPだと1週間で合格する人もいるので、履歴書に書いてもあまり評価されません。しかし、2級なら難易度もそこそこあるので評価されるでしょう。

経理の募集には、簿記2級以上という条件をもうけているケースをよく見かけます。3級は少ないです。

 

宅建士、簿記2級、2級FPの資格は、合格率がいずれも20%程度ですから、1度で受からないかもしれません。

落ちた場合はそこで勉強を止めず、来年の合格を目指して頑張るべきです。

勉強はやればやるほど身に付くので、引き続き勉強を繰り返すことで合格が近づいていきます。

1日30分の勉強でも1年で180時間です。何もしない人と勉強している人との間に大きな差が付くのは必然です。

 

 

毎日8時間の勉強がしんどいという人にはもっと少ない時間で目指せる資格を紹介します。

50~100時間で目指せる資格

・証券外務員

・ITパスポート

・日商簿記3級

・3級FP技能士

・測量士補

 

最初は簡単なものから確実にステップアップしていくのもいいかもしれません。

 

勉強を楽しく始めよう

資格ではないのですが、管理人も通信講座でペン習字を始めました。

今の通信講座は昔と違い、ペン習字なのに動画まであるなど、楽しみながらきれいな字が身に付きます。

 

資格勉強を独学でする場合は、分かりやすそうなテキストと問題集を選ぶことが大事です。

資格の勉強を少しでも楽しくするために、動画付きのテキストを選択するのもいいと思います。

 

場合によっては資格講座を利用することで勉強が楽しくなります。

勉強をしていて一番の苦痛は、読んでも理解できないことです。講座の利用は理解に効果があります。

 

おすすめの資格講座

 

宅地建物取引士講座



 

ファイナンシャルプランナー講座


 

測量士補合格講座


 

ITパスポート講座


 

今回のまとめ

ここまで資格を紹介してきますたが、資格を取ったからといって必ずしも仕事に就けるとは限りません。

だからといって勉強したことは無駄にはなりません。

資格を通して勉強したことがすぐに役立たなくてもどこかで役立つことはよくあります。

資格を取るための勉強は、最も効率がいい投資の一つです。

運の場合は自分の努力でどうにもならないことがありますが、知識は自分の努力で身につけることができます。

 

会計士や税理士といった難関資格も最初は簿記3級から始まります。

何気なく始めた資格の勉強がきっかけで将来を拓いた人は思っている以上にたくさんいます。

自粛生活を活用して資格の勉強を始めるのは賢い選択の一つといえます。

 

 

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