資格の部屋、資格体験記、主に資格について取り上げます。

きんげの資格部屋

勉強法

日商簿記3級は全ての社会人におすすめの資格

投稿日:2019年11月21日 更新日:

11月17日は、日商簿記の試験でしたね。

受験した人は試験お疲れさまでした。

 

知り合いの子も3級を受験したけどダメだったようで、その子に日商簿記3級試験のアドバイスをしました。といってもほとんどは勉強のやり方をアドバイスしただけです。

 

日商簿記3級に落ちる人は、たいてい解いた問題数の数が不足しています。

過去問を1回分しか解かなかったり、テキストを重視した勉強だったり、時間を計って問題を解いてなかったりと、勉強のやり方が間違っています。

 

このブログは、以前、簿記とFPの資格講師をしていた経験を活かした記事を書こうと思って立ち上げたのですが、いつしか資格とは別のことを書くようになってしまい、気付いたらほとんど資格のことを書かなくなっていました。

きんげ
今後は初心に返り、もう少し資格のことにも触れて行こうと思います。

日商簿記3級は全ての社会人におすすめ

簿記とは、記帳のルールをいうわけですが、会計の業務をしていなくても、全ての社会人にとって簿記の知識はあって損がありません。

医者、雑貨店、建築作業員といった会計と違う業務に就いている人でも、将来的に独立しようと思っている人なら、今のうちに勉強しておくことをおすすめします。

 

日商簿記3級程度なら、簿記の基礎を学ぶ程度なので、働きながらでも勉強する時間が確保できれば短期間でも合格できます。

会計の流れを知ることで会社の仕組みが分かるので、特に若い人は早いうちに簿記を勉強しておくとキャリアが拓ける可能性もあります。

 

また、投資でも会計の知識が役立つことがあります。

ファンダメンタルズ分析では、財務諸表をもとに株価が安いのか高いのかを見分けます。また、不動産投資では減価償却費の計算は必須です。

ファイナンシャルプランナーの試験でも上級試験になると、減価償却の知識がないと問題の解説を読んでも意味が分からなかったりします。このように思わぬところで利益が生じることは意外とよくあります。

 

商工会議所の紹介では、日商簿記3級のレベルは「職種にかかわらずビジネスパーソンなら身に付けておくべき基本知識。多くの企業から評価される資格」となっています。

「多くの企業から評価される資格」というのは過大評価な気もしますが、ビジネスパーソンなら身に付けておくべき基本知識というのは正しいでしょう。

 

本屋さんに行けば、簿記関連の書籍はたくさん販売されています。

投資向けの本には、簿記の知識がない人向けに、会計分析の方法を解説した本を見かけますが、ああいった本を読むなら簿記の勉強をしたほうが結局は近道です。

分かったような気になって実際は意味が分かってないよりは、多少は時間がかかっても簿記の構造を身に付けた方が結果として有益です。

 

中には1週間で簿記3級の試験に合格する人もいますが、短期間で身に付けた知識は忘れることも多いので、時間がかかっても気にすることはありません。

準備期間は長めにとって勉強を開始した方が、精神的にも余裕がもてます。

資格講座の学習標準期間は、だいたい3ヶ月程度ですが、これだけあれば余裕を持って勉強できます。

 

スポンサーリンク

テキストは分かりやすいことが一番!テキスト選びのポイント

本屋さんに行くと、大量の簿記の本が積まれているはずです。

 

学校の授業で使われているテキストの中には、かなり分かりにくいものもあります。

大学の先生が書いているので、あまりカラーや図を用いておらず、分かりにくい仕様になっていたりします。

 

反対に、資格予備校が出版してるテキストには、カラーや図を用いて要点だけに触れた分かりやすいものがあります。

独学の人がテキストを選ぶ際のポイントは、実際に手に取って解説が分かりやすいかを確認することが大事です。

また、テキストは問題集とリンクしてることがあるので、このときに問題集も分かりやすいか確認しておくとよいでしょう。

特に問題集は解説が分かりやすいかが重要です。答え合わせをしても解説が不十分だと分からないまま勉強を進めることになります。

 

テキストと問題集がセットのものは、普通はお互いリンクしてるので、テキストを読み進めるたびに問題を解きながら進めるのがよいでしょう。

テキストは、2回以上読むことを推奨します。

1回目は分からないところを飛ばしてもどんどん読み進めていき、全体を把握することが大事です。

問題集で間違えたところは、ふせんを貼っておき、次回に確認するのが良いでしょう。

 

一通りテキストを読み終わったら、もう一度最初から読み直します。

2回目は1回目に分からなかったことを解消しつつ読み進めていきます。

この時も問題集と並行して勉強を進めていきます。

 

2回目が終わったら、再びテキストの最初に戻って読み返します。

3回転すればだいぶ力が付いています。

問題集は、間違えたらその問題にふせんを貼って分かるようにしておき、解けるようになるまで繰り返します。

問題を繰り返してると、何度も同じ箇所で間違えることに気づくはずです。

いわばそれはクセのようなものなので、何度も解くことで矯正していきます。

難なく正解を導けるようになれば理想です。

 

簿記3級のおすすめテキスト

簿記3級のテキストで分かりやすいものを挙げておきます。

資格予備校のテキストは、分かりやすいものが多いです。

どのテキストにするかは、実際に手に取って読んでみて、自分に合う分かりやすいものを選びます。

 

資格大手で使われているテキストなのでしっかりと知識を身に付けたい人におすすめです。

 

 

カラーや図が豊富でおすすめです。変なねこが出てきます。

 

 

管理人が講師のときに使ったことがあるテキストです。その時の生徒さんは14、5人でしたが、このテキストを使って全員合格しました。

ただ、解説が不十分な箇所もありました。

 

簿記3級に合格するために過去問は3回は解こう!!過去問題集選びのポイント

簿記の勉強で一番重要なのは、実際に問題を解いて電卓をたたくことです。

試験範囲が大幅に変わったりすると、過去問よりも予想問題の方が効果あることもありますが、基本的には過去問重視で間違っていません。

過去問よりも予想問題の方が総じて基本に忠実なので、予想問題から過去問に切り替えると点が取れなくなることはよくあります。

実際の試験では、「何でこんな問題出るんだ」といった合格レベルの受験者でも解けない問題が出ることもあるので、本番のショックに備えて過去問は必ず解いておきます。

 

簿記はパターンがあるといわれていますが、このパターンを知っているだけでは不十分で、確実に解けるようにしておかないと応用問題は解けません。

 

過去問題集は、その資格のレベルを知るうえでは最適です。

過去問題集を解けない限りは、その試験に合格はできません。

 

過去問題集選びは、解説が分かりやすいかに尽きます。

たいていの問題集には解答用紙が付いているので、それをコピーして最低3回は繰り返します。その場合も実際の試験と同じ時間を計って解きましょう。

ダラダラ解いても効果はありませんし、時間に慣れる必要があります。自分の実力を把握することもできます。

 

簿記3級は、最初は難しいと感じる人が多いですが、繰り返しによって慣れてしまえば安定して点が取れるようになります。

 

確実に簿記試験に合格したい人には、通信講座がおすすめです。

フォーサイトの簿記講座なら、3級と2級が狙えます。

簿記3級だと基本知識レベルなので求人がほとんどありませんが、2級なら求人があります。

簿記3級は、簿記2級や税理士、会計士の基本となる知識なので、ここでしっかり勉強しておくことで、もっと上級の資格も狙えます。

簿記3級で苦手意識を持ってしまうと、上級資格を目指す気にならないので、ここは是非分かりやすい教材を使って勉強してほしいです。

 

 

フォーサイトの簿記2級講座はここが違います

・専任講師による講義がDVDで送られるので、何度も繰り返し授業を受けれます。

・テキストもフルカラーなので分かりやすいです。勉強を楽しむための工夫がされています。

・eラーニングも利用可能です。

 

↓↓↓↓簿記2級講座はこちらから↓↓↓↓

 

-勉強法
-,

Copyright© きんげの資格部屋 , 2024 All Rights Reserved.