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宅地建物取引士の学習のポイント

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宅地建物取引士(宅建士)試験は、毎年約20万人が受験する人気の資格試験です。

不動産の事務所には常勤の宅建士を置かなければならない決まりがあり、また、宅建士でなければできない独占業務もあります。

様々なシーンで活用できる資格なので、学生の就活やキャリアアップにもおすすめです。

 

宅建士の資格が役立つのは分かったけど……難しいんじゃない?
きんげ
確かに宅建士になるには合格率15%の試験に合格しなければなりません

しかし、ポイントを踏まえて半年から1年間しっかり勉強すれば合格は難しくありません。

宅建士試験の合格ライン

宅建士試験に合格するためにも、まずは過去の合格点と合格率を知っておくことは重要です。

 

過去10年を見てみると、合格点は31点から38点、合格率は15%~18%におさまっています。

令和2年度だけコロナの影響で10月と12月に試験が実施され、12月試験の合格率が13%になりましたが、10月の受験者と合格者を合わせるとその年の合格率は約16.8%になります。

宅建士試験は合格率が15~18程度になる相対評価の試験ですが、過去の合格点を見る限り38点取れば合格できます。

 

合格者の内訳は、不動産業・建設業で半分くらい占めていますが、半分は別の業界で必ずしも不動産業・建設業界の人が有利とは限りません。

ただ単に不動産業界の人が数多く受験している結果が合格者の半分を占めているというのもありますし、何より実務と勉強では必要な知識が異なります。

20人に1人くらいの割合で主婦が合格者なのをみても、コツコツと勉強を積み重ねれば合格できます。

 

きんげ
どの試験にもいえますが、意外とその業界の人が受からないといったケースは多いのです



宅建士試験の分野別出題数

宅建士試験の勉強を効率的に行うために、どの分野からどれだけ出題されるかを知っておきましょう。

宅建士試験は全部で50問出題され、50点満点で何点取れるかが合否を決めます。配点はどれも1点です。

 

・宅地建物取引業法および同法の関係法令に関すること(宅建業法

・土地及び建物についての権利および権利の変動に関する法令に関すること(権利関係

・土地及び建物についての法令上の制限に関すること(法令上の制限

・土地の形質、地積、地目および種別ならびに建物の形質、構造及び種別に関すること(土地建物の種別)

・宅地及び建物についての税に関する法令(税金)

・宅地および建物の需給に関する法令および実務に関すること(需給および実務)

・宅地および建物の価格の評定に関すること(宅地建物の評価)

 

分野 問題数(配点)
宅建業法 20問
権利関係 14問
法令上の制限 8問
土地建物の種別 2問
税金 2問
需給および実務 3問
宅地建物の評価 1問
合計 50問
出羽守
宅建業法、権利関係、法令上の制限、それ以外、の4つに分けれるね

 

宅建士試験に合格するにはテキストと問題集の繰り返しが効果的

宅建士試験の合格に向けて実力をつけるには、①テキストを読み、②問題集を解く、といったことの繰り返しが効果的です。

 

テキストはただ覚えるのではなく、理解しながら読み進めていき、問題集は理解しているかのチェックとして使います。

間違えたり、分からなかった問題はテキストに戻って確認し、間違えた問題はチェックしたり付箋をつけて後日解きなおします。

できれば数回繰り返すのが効果的ですが、時間がない場合は②問題集を解く学習を中心にしていくのがよいでしょう。

何度も解きなおした結果、間違える問題がなくなれば合格は近いです。

問題集は過去問題集は必須です。下手に多くの問題集に手を出して、消化不良になるよりは一つの問題集を繰り返す方が実力がつきます。

マークシート方式のポイント

宅建士の試験はすべて4つの選択肢から1つを選ぶ4肢択一のマークシート方式です。

 

4つの選択肢の中から「正しいもの」「誤っているもの」を1つ選ぶのですが、問題を解いてる途中でどちらが問われているか忘れてミスすることがあります。

こういったミスの対策の一つには問題を数多く解いていくことです。

また、本試験では問題に「正しいもの」「誤っているもの」かをハッキリと分かるように、問題文に〇や線で印を付けておくとミスしにくくなります。

試験終了前の見直し時にも確認するように心がけるとよいでしょう。

 

宅建業法・権利関係・法令上の制限が中心

宅建業法と権利関係、法令上の制限の3つの分野で合計42点になるので、合格するためには、この3分野を重点的に勉強する必要があります。

3分野のそれぞれの分野でも、出題されやすいところとそうでないところがあります。例えば宅建業法であれば、重要事項説明や37条書面の交付については毎年出題されてますが、従業者名簿の備え付けについては出題される年とされなかった年があります。

毎年出題されている個所は必ず正解できるようにしておくことです。

 

宅建業法は分かりやすいので勉強しやすいですが、権利関係は理解しながらでないと、なかなか覚えられません。しかし、一旦理解すれば安定して得点が取れるようになるのが権利関係です。

法令上の制限は暗記が中心なので、後回しにしてもいいかもしれません。

 

過去問で過去に出題される問題を把握

過去問を解くということは、勉強したことを理解しているかの確認であるとともに、本試験レベルの問題に触れることになります。

過去問が解けなければ本試験で解けることはありませんし、過去問が解けるようになれば本試験でもそれなりに点が取れます。

また、過去に出題されたところは、重要ななところなので繰り返し出題されています。

 

予想問題集などまで手を広げて消化不良になるよりは、過去問題集を繰り返すことが合格には近道です。

 

間違えた問題は、試験直前までに解けるようにしておくことが合格にはとても大事です。

まとめ

宅建士の試験に合格するには簡単ではありませんが、しっかり勉強すれば合格できる試験です。

長い学習期間中には、やる気が起こらなかったり、スランプになることもあるでしょう。

そういった時は予定通り勉強したら自分にご褒美を与えるとか、合格した自分をイメージするとモチベーションを維持できることもあります。

簡単に合格できないからこそ宅建士が価値のある資格なわけです。



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