また、当時は資格の学校の宣伝もあって資格ブームが起きていました。
資格ブームは、景気とも関連するようで、景気が良いと受験者は減り、景気が悪くなると受験者が増加します。
管理人が社会人になったときは、バブルも終わった「大氷河期」と呼ばれているときでした。
周りの人たちからは、旅行や自分のやりたいことを我慢して資格の勉強といった自己投資に励む人が出てきました。
管理人の同級生には、学校の授業以外に資格の勉強をする子がいて、その子と一緒にいたら影響を受けるようになり、資格の勉強を始めました。
また、当時は雇用保険の教育訓練給付も多く出ていたので、資格の学校のPRにより資格ブームが起きていました。
資格ブームとドラマがきっかけで人気資格となったのが「カバチタレ」で有名な行政書士です。
管理人の周りでも「カバチタレ」を観て行政書士の勉強を始めた人もいます。
元々、行政書士の試験は宅地建物取引士(旧名:宅地建物取引主任者)と同程度の難易度だったといわれていますが、年々難化していって今では難関資格となりました。
行政書士については、管理人が受験したときは合格率が高かったので、参考にならないかもしれませんが、実際に体験したことなので書き記すことにしました。
資格試験受験体験記
・証券外務員二種
・1級ファイナンシャルプランニング技能士
・全国経理教育協会(所得税法1級・法人税法1級・消費税法1級)
・測量士補
・初級システムアドミニストレータ
・行政書士
・統計士
・原動機付自転車
・普通自動二輪車
・中型自動車
単体では意味がないもの・不合格
・財務諸表論(税理士)
・簿記(税理士)
・所得税法(税理士・不合格)
・不動産鑑定士(不合格)
・証券アナリスト一次合格
資格はキャリアアップに最適
管理人が受験した資格試験は、基本的には仕事と関係するものだと思っていましたが、よくよく考えるとそれほどでもなかったり……します。
その時々に、興味を持った資格を選んで勉強しています。
景気の低迷が続いたおかげで、喫茶店に行けば資格の勉強をしている人を見かけるようになりました。
今も昔もキャリアアップに資格の勉強は適しています。
周りに聞いても、努力して資格を取得した人ほど勉強してよかったといいます。
管理人も、資格の勉強を通して知識が増えていきました。知らない分野を学ぶのに資格は最適です。
難しい資格に合格すれば、自分に自信を持てるようになります。
一番リターンの大きい投資は、自己投資といわれています。
自己投資には、読書やセミナーに参加するといったことも含まれますが、資格の勉強も自己投資です。
若いうちは、貯金するくらいならどんどん自己投資をして、スキルを磨くべきです。
資格で得た知識は使ってこそ活きる
資格があるということは最低限の知識があることの証明になりますが、ただ闇雲に資格を取るだけでは危ういといわざるを得ません。
闇雲に資格を取っても役立てるのは難しいですし、現実には実務経験の方が重視されやすいからです。
社会保険労務士の資格を取って初めて気づいたのは、登録しなければ出来ない仕事というのは意外と少ないことでした。
社会保険労務士にしかできない業務は手続きに関することだけで、年金相談やコンサルといった仕事は資格がなくてもできます。
取得した資格試験の中には、難関といわれる資格もありますが、資格を取ったからといって出来る仕事が増えることは、実はそう多くはありません。
理想としては、現在の仕事と関係ある資格を目指すことで、さらなる飛躍を目指すことです。
また、資格を取ったからには、その資格を有効活用するといった視点も必要です。
たとえば、今人気のファイナンシャルプランナーの資格を取ったのであれば、副業してみることです。
今ならSNSやホームページで安く集客できるので、相談に応じてみるのです。記事を書いてみるのも自分の力になります。
現在、興味がある資格
現在、興味がある資格(受験するか不明)についてあげておきます。
・アロマテラピー1級
・不動産鑑定士(1回目不合格)
・マンション管理士
2021年5月